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2018年9月 3日 (月)

星系出雲の兵站1

林譲治の「星系出雲の兵站1」を読んだが結構面白かった。
この本の帯に「英雄の誕生とは、兵站の失敗に過ぎない。」と書かれていたので興味を持って購入した。
私としてはこの言葉に全面的とは言わないがかなり頷ける。

兵站とは私の持っている古い辞書によると
<戦場で>軍の後方にあって、軍需品の補給・後方連絡に当たる機関
とある。
古代中国の漢帝国を作った劉邦が皇帝になった時に丞相の蕭何を武功第1とした理由は
後方から物資・兵員を常に送って戦線を維持したからと言うことだった。
私が考えるには、人・物・情報を適宜補給すると言うことかな。

日本は戦国時代までは兵站の重大性を分かっていたが、江戸時代の平和な期間が長かったためかそのことを忘れているようだ。
第2次世界大戦はそれを理解したいなかったことが原因だ。
現在でも役所や会社を見ていると分かっていないのではないかと思われる時がある。

この本の中に
「英雄は自分を凡人と思っている。より高い水準を知っているからな。
 凡人は逆だ、高見を知らぬゆえに、自分を隠れた英雄と思っている。」
とある。
この言葉は私の座右の銘である
「愚を知るを知者と言う。
 知を誇るを愚者と言う。」
に通じるものだ。
(私のホームページ「趣味と仕事のホームページ」のプロフィールに書いています。)

この小説はシリーズで「星系出雲の兵站2」、「星系出雲の兵站3」も出ているので読んでいきたいと思っている。

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